冬の健康管理について~(第1回)

冬の健康管理について~(第1回)

   かぜは「ひき始め」が肝心

  風邪の症状は、喉の痛み、鼻水、鼻づまり、咳、たん、くしゃみ、悪寒、微熱、頭痛など、様々です。インフルエンザとは異なり感染力はあまり強くなく、重症化することもほとんどありません。通常の風邪であれば、「かぜかな?」と思った段階でただちに安静にしていれば、数日で回復します。しかし、無理をしてこじらせてしまうと、肺炎、気管支炎、扁桃炎、副鼻腔炎、中耳炎などを引き起こしたり、基礎疾患を持っている方は、かぜによって基礎疾患が悪化するケースもあるため注意が必要です。また、かぜではなくインフルエンザの可能性も考えられますから、症状を見極めて適切に対処することが大切です。

   安静にして数日たっても回復せず、症状が帰って悪化してつらくなっていくようであれば、ほかの病気も考えられますので、医療機関を受診しましょう。急に38℃以上の高熱が出たり、筋肉痛、関節痛などがある場合は、インフルエンザの可能性がありますので、早めに医療機関を受診してください。

      無理せず、安静に

  悪寒がしたり、微熱があったりなどのかぜのひき始めの症状が出たら、できるだけ早めに帰宅して寝ましょう。私たちの体に備わっている「免疫」という働きの全勢力を風邪のウィルス撃退に向けるためには、静かに横になって体を休めてあげるのが最も効果的です。

       食事は栄養豊富で、消化のよいものを

  かぜのときは、発熱とともに胃腸の働きが落ち、軽い下痢をおこしたり、食欲がなくなることがあります。何も食べないと体力が低下してしまいますので、食欲に合わせて栄養価の高く消化のよい卵や豆腐、白身魚などを、少量でもかまいませんからできるだけ取るようにしましょう。また、かぜをひいている時はビタミン類の消費が大きくなるため、ビタミンBやビタミンCを意識して多めにとるとよいでしょう。ひき始めには、体を温めるために温かい飲み物や食べ物がお勧めです。  

                      (高橋)