無理なく続ける運動と健康づくりのコツ(第9回)

無理なく続ける運動と健康づくりのコツ(第9回)

運動してる量、たとえば、ウォーキングなどをどのくらいしているかという情報とどのくらい座っているかと言う情報を組み合わせて、どういった生活を送っている人が一番長生きか、あるいは一番早く亡くなられるかを調べた研究があります。運動をたくさんするし、座っている時間も短い方は一番長生き、これは間違いありません。一番死亡リスクの高い方は、運動も全然しないし、座っている時間も長い。座っている時間とは、たとえば、テレビを観ている時間、デスクワークでパソコンに向かっている時間、デスクワークでパソコンに向かって仕事をしている時間、車の運転をしている時間です。

面白い点は、座っている時間は短いが

運動している量、たとえば、ウォーキングなどをどれくらいしているかという情報とどのくらい座っているかという情報を組み合わせて、どういった生活を送っている人が一番長生きか、あるいは一番早く亡くなるかを調べた研究があります。運動をたくさんするし、座っている時間も短い方は長生き、これは間違いありません。一番死亡のリスクが高い方は、運動は全然しないし、座っている時間も長い。座っている時間とは、たとえば、テレビを観ている時間、デスクワークでパソコンに向かって仕事をしている時間。車の運転をしている時間です。

面白い点は、座っている時間は短いが運動もあまりしないという方は、座っている時間が長くて運動もしない方に比べると長生きで死亡のリスクは低いのですが、やはりそれでも運動はしたほうがいいことが示させています。また、運動を非常にたくさんしているが、座っている時間も本当に長いと言う方はあまり死亡のリスクは高まらないのですが、それでもやはり少しだけ死亡のリスクは高まるかなといった結果がでています。

ポイントとしては、体を動かすことも大事だし、座っている時間を短くすることも大事になります。対策としては、たとえば、テレビを全く観ない。これはテレビが好きな方には難しいです。それでは、健康の観点から、CⅯの間くらいは立つようにしましょう。座りすぎの時間を細切れにしたら効果があるのではないかと言われています。これで十分健康上の効果があるかどうかはまだ検証がなされている段階ですが、おそらくずっと座りっぱなしよりいいだろうといろいろなメカニズムから今のところ推察されています。具体的には、1時間ずっと座りっぱなしより30分に1回は立ちましょう、立ち時間を入れましょう。

私たちの健康を保っていく、あるいは健康を増進していくために体を動かすことの基本の一つが歩くことです。そもそも私たちがいろいろなところで歩きに行く理由を考えてみると健康づくりだけのために歩くのも確かにそうですが、私たちは基本的にはいろいろなところに出かける、移動するために歩くわけです。

移動する理由は仕事に行く~、病院に行くから、いろいろな用事がありますが、人を知って、まちを知ってと言うようなことが普段出かける大きなモチベ―ション、理由、きっかけになるということで、あらためてまちのことをご紹介いただくことを入れさせていただきます。これが健康で安全で安心な暮らしとまちを作っていくと考えられます。(高橋)