痛みとうまく付き合うテクニック(第16回)
自ら体を動かして痛みを軽減 一例として、交通事故で外傷を負ったいわゆる交通外傷の患者さんを挙げます。交通事故で肋骨が折れただけでなく、多数の肋間神経もダメージを受けました。こうなると痛みが長く続き、しかも1個1個の神経 […]痛みとうまく付き合うテクニック(第15回)
圧迫骨折、ヘルニア等の新しい治療法 椎間板性腰痛のように、椎間板自体が痛みの主原因となっている場合は、ここに熱を加えることで神経を遮断して痛みを減らすという治療法も使っています。 椎間板の出っ張りを特殊な電気メスで […]痛みとうまく付き合うテクニック(第14回)
神経ブロック自体も、大きく進化しました。かつては局所麻酔薬を使い、場合によっては100%近い無水アルコールやフェノールなどを用いて「脱髄」、すなわち神経を破壊することで、長く効く神経ブロックを行っていました。 しかし、 […]痛みとうまく付き合うテクニック(第13回)
また、神経ブロックは薬を減らす作用があります。したがって、薬を減らしたところで患者さんに実際に動いてもらうことが可能で、悪い循環から良い循環に変えていくための有効な手段として使えます。 例えば、腰が痛いという方は多い […]痛みとうまく付き合うテクニック(第12回)
神経ブロックの優れた作用 薬以外で、痛みに対する効果的な治療法にしては、神経ブロック療法です。痛みの診断にも使えますし、有効だが副作用のある薬の服用量を減らすこともできます。つまり、薬だけで痛みを抑えるためにたくさん […]痛みとうまく付き合うテクニック(第11回)
痛みを感じにくくする抑制系の薬ですが、その多くが抗うつ薬の範疇に入るものです。痛みを感じにくくする下行性疼痛抑制系にとても作用しやすく、慢性痛の患者さんによく使われるのです。 実際、うつ病に作用するよりはるかに低用量 […]痛みとうまく付き合うテクニック(第10回)
私達が使う治療方法の一つに「神経ブロック療法」がありますこれは特定の神経を薬で一時的に遮断し、その先に痛みの信号が届かないようにする療法です。この神経ブロックを治療だけではなく診断の手段としても使っています。 レントゲ […]