土曜日の夕方4時30分からGC(歯科材料の会社)に行って来ました。
保険の前歯のプラスチックの部分の作り方について、GCの会社の技工士さんが講師で実際に作ってみる講習会でした。
金属のかぶせ物の上に金属の色を消すため、まず、白いオペークを2回塗ります。1回1回光重合させます。オペークは流動性がたいせつです。
次に歯の根元部位1/3にオペーカスデンチンをあまり厚すぎないように注意して盛ります。再度光重合させます。
今度は、歯の表面2/3にデンチンを盛り、光重合させます。この時が一番形態を作ることになります。縦に3分割して両サイド形を決めて光重合させます。中央部は最後に形を決めます。歯の長さがない時は、デンチンはなしで、オペーカスデンチンのみで全体の形を作っていきます。
その上に透明色であるエナメルで自然な感じを出していきます。エナメルは艶出し、コーティングのためです。そのほかに白帯、クラック、歯根の色、歯茎の色、イエロー、オレンジ、ピンク、レッドブラウン、オリーブ、ラベンダー、グレー、ブルー、レッド、ホワイト、アイボリーといった色を艶出しに少し混ぜる場合もあります。
だいたい、レジンの磨耗は半年で、磨耗して、それからは少しずつの磨耗が見られます。
技工士さんの講習会ではありましたが、楽しく勉強させていただきました。(高橋)