心臓と血管の病気の公開講座に行きました(第1回)

心臓と血管の病気の公開講座に行きました(第1回)

3つの代表的な病気は①狭心症②心筋梗塞③心不全です。世界の死因では虚血性心疾患が一番多く、後期高齢者の死因のトップは循環器病で2人に1人ががんまたは循環器疾患または両方になります。

狭心症は冠動脈が細いために胸が痛くなることで心臓の酸素が足りなくなるサインです。2つの狭心症があり、①労作性狭心症で原因は動脈硬化で血管にゴミが溜まっている感じです。見分け方はいつ痛いか?労作時、走る、坂道を登る、重い荷物を持って歩くときか?押すと痛いか?咳すると痛いか?さするとよくなるか?痛みはどのくらい続くか?通常10分くらい。休むと2~3分で良くなるか?一瞬x1時間x1年中x痛みの性状はあまりあてにならない。②安静時狭心症は通常狭くならない冠動脈が痙攣して狭くなる。安静時、通常は夜中、明け方特に深酒の翌朝などその人によって起こる時間は決まっているので、1昨日は昼で昨日は朝と言うのはx。

心筋梗塞は動脈硬化の所に血栓がつまり、ソモサ気に血液が行かなくなる結果、心臓が腐ってしまう病気です。すぐに病院に来ないと30~50%死亡、すぐに来ても10%死亡します。退院できても心不全、不整脈になりやすいです。半数の人は狭心症もなくいきなり心筋梗塞になります。ものすごく痛く痛みが治まりません。

狭心症の検査。心電図検査は胸の痛い時だけ異常なので普通は正常です。そのため、運動負荷心電図でホルダー心電図、24時間心電図をモニターにします。血液検査では異常は見られません、冠動脈造影検査、冠動脈ⅭT、冠動脈カテーテル(直径1mmくらいの細い管)

狭心症、心筋梗塞の危険因子(リスクファクター)①年齢、男性・・・どうしょうもない②性格が攻撃性、ストレス・・・ほとんどどうしょうもない③高血圧、高コレステロール、喫煙、糖尿病、肥満・・・改善できる(高橋)