洗口剤の新製品の説明会でした(天王洲アイルにて)

洗口剤の新製品の説明会でした(天王洲アイルにて)

日本は2007年から65才以上の人口が25.1%の超高齢社会になっています。超高齢社会は65才以上が21%以上で、高齢化社会は7~14%で高齢社会は14~21%の場合だそうです。 健康寿命の延伸は口の健康を保つことにより全身疾患の予防が大切です。 口腔ケアの方法としては、機械的プラークコントロールと化学的プラークコントロールがあります。生活支援・介護が必要な方々の増加とともに誤飲しても安全な含嗽剤が必要となり、安全な機能水が開発されました。 生活支援・要介護高齢者の口腔ケアでは、口腔機能が低下しているため唾液がねばねばしているので水分を多く使います。機能水とは、人為的な処理によって再現性のある有用な機能を獲得した水溶液のことです。機能水には、電解酸性機能水(HCIO)とオゾン水(O3)とがあり、電解酸性水はPH5以下の次亜塩素酸水で、消毒作用があるが金属腐食作用があり、一部飲用可です。安全性としては、ヒト線維が細胞の細胞生存率は1時間ということです。それに対してオゾンナノバブル水は細胞壁のみで、PH5、0~6、5のためエナメル質の脱灰の危険性がなく、無害で安全で環境にやさしいということです。オゾンは活性酸素による殺菌作用と抗炎症作用があり、創傷治癒の促進という効果もあります。 オゾンナノバブル水(NBW3)は半減期O3~O2冷蔵保存で6ヶ月以上保存可能です。Mnとオゾン核が反応してピンク色を呈しています。オゾン核が失われると無色になり殺菌作用が失われたことがわかります。歯周病菌に対する殺菌作用は30秒で殺菌され、抗ウイルス作用としては、SARSウイルス、A型インフルエンザウイルス、日本脳炎ウイルスなどがあります。(高橋)