順天堂大学の講習会に行ってきました

順天堂大学の講習会に行ってきました

6月29日日曜日に、順天堂大学に行ってきました。午後からだったのですが、夕方強い夕立がきて雷もなって大変でした。雨が上がってから帰宅しました。

講習会の内容は腎臓病についてでした。

腎臓病は何といっても、無症状であるということ。無症状から尿の異常、体調の不具合を自分で感じるのは尿の検査、市販の試験紙でも調べられます。体調に関しては、”むくみ”として現れます。のどが渇く、尿の量と回数が増えるということ。

生活習慣の修正項目としては、減塩6g/1日より、野菜と果物をとるようにする、脂質を減らす、減量、運動、減酒、禁煙。

むくみには凹むむくみと凹まないむくみがあり、片足がむくむ、片手がむくむ、両足がむくむ、唇がむくむ、舌がむくむ、胃壁がむくむ場合があります。①毛細血管内の圧力が高くなるとむくむと両足がむくみます。体内の水分が増加するとむくみ、腎機能の低下、心不全、肝不全、妊娠が原因です。②血液から蛋白が失われるとむくみます。ネフローゼと言われます。血管性浮腫と言われ、原因はアレルギーで、抗ヒスタミン剤で治ります。③リンパの流れが悪くなるむくみはがんの治療でリンパ節を取ったあとからむくみます。リンパ管の閉塞ともいわれます。④その他のむくみとしては、ⅰ、粘液水腫(押しても凹まない)甲状腺機能低下症ⅱ脂肪性浮腫、脂肪細胞の間に水分がたまってむくむので下腿はむくむが、脂肪の少ない足背はむくまないⅲ薬剤性浮腫は薬剤のアレルギー

むくみの対処としては、食塩を減らす、安静が大切、足を高くして寝る、運動をしましょう、マッサージや弾性包帯などです。(高橋)