在宅歯科医療の講習会に行って来ました

在宅歯科医療の講習会に行って来ました

6月20日夜7時から日本橋歯科医師会主催の今年度第1回学術講習会があり、歯科医師会に行ってきました。

日本橋歯科医師会では、まだ、全面的には、在宅歯科医療は、行っていないので、歯を削ったりする専用の移動型の器械や、車は

今のところありません。これから先の計画をそろそろ立てて行こうということです。

まず、東京都における高齢者人口の推移ですが平成32年の東京オリンピックを境に後期高齢者(75歳以上)の方が、前期高齢者(65歳~74歳)より多くなります。超高齢化社会の本番を迎えると言うことです。平成22年の高齢化率は20.9%でした。このままでいくと、平成37年では後期高齢者の人口割合が20年で2倍!なんと全高齢者人口における後期高齢の割合が約60!

患者さんと長い付き合いをしていくと、歯科医と共に患者さんも年老いていくことになり、歯科医院に通院できなくなります。今の訪問歯科治療は主に義歯の修理と口腔衛生管理です。患者宅における歯科の診療内容の80%くらいは義歯関連で、他が口腔清掃です。義歯の場合は歯型を患者さん宅で取って歯科医院に持ち帰っての修理もできます。

居宅での治療が困難な場合は、病院歯科などでの外来入院治療となります。中央区では聖路加病院にお願いするか、歯科大学病院に依頼するかになります。嚥下障害がある場合の外科治療や保存治療は居宅ではかなり難しいので病院での治療がほとんどとなります。

歯科医院に通院が可能な時に、将来訪問診療を行うことを想定して、口腔環境の整備、補綴処置、口腔機能の重要性、口腔のケアの重要性などについて将来の介護予防の視点から訪問診療で苦労しないように歯科診療所でできることを早めに治療しておくことも大切です。

今私が出来ることは以上のようなことです。