インプラントは、今日普及している治療ですが、今回日常に行っていることの再確認のため、講習会に参加しました。
インプラントの成否を決める事として、①全身的なリスクファクターとしては糖尿病が挙げられる②術前の画像診査、診断と解剖学的問題点の把握をして、正確な術前診断をする③口腔外科的技術力をつける
糖尿病の場合は感染しやすいので、術前に薬(抗生剤)を飲んでもらいます。
画像診断としては、まずCTで3次元の顎骨状態の診査をすることです。
骨質の診査、骨量、骨形態の診査、解剖学的な血管・神経の走行についての3Ⅾ画像診断が重要です。レントゲン画像では、解剖学的骨形態、骨質の診断は可能ですが、一部を除いて血管、神経の診断は不可能です。そのCTでも誤差は1mmはあることを認識することも大切です。
CTには、メディカルCTとコーンビームCTがあり、コーンビームCTの方が放射線量が少ないということでした。
天野歯科では、インプラントの術前のCTは欠かせません。(高橋)