肺がん疾患啓発キャンペーンの市民公開講座に行きました(第8回)

肺がん疾患啓発キャンペーンの市民公開講座に行きました(第8回)

進行性肺がんと診断されて、医師から薬物療法を提示された時に考えてほしいこと①高齢者まで生きた証です。肺がんは70歳以上。②進行性肺がん≠死亡③交通事故、急性疾患でポックリ死ななくてよかった④本当に嫌な病気だが肺がんにも良い点あり。注意すべきは胸膜播種とがん性胸膜炎です。 維持(メンテナンス)治療とはどのような治療ですか? 維持(メンテナンス)治療とは、初回の化学療法、がんが増大していない場合に、再発まで引き続き単剤で化学療法を行う事です。初回治療で使用した抗がん剤を続ける場合と、それとは別の抗がん剤で行う場合があります。 従来、非小細胞肺がんに対して初めて(初回)化学療法を行う場合、4~6コース施行した後は定期的な検査を検査を行い、再発(縮い小あるいは安定していたがんが増大もしくは新たな転移が出現)するまで化学療法を休んでいました。しかし、最近では初回化学療法を4~6コース施行後、がんが増大しない(がんが縮小または安定している)場合には、初回治療より引き続き、再発するまで化学療法を継続する維持(メンテナンス)治療が行われるようになっています。なお、非小細胞肺がんのうち、非扁平上皮癌で遺伝子変異陽性の場合、初発(1次)治療で分子標的治療を行ったときは、再発(2次)治療で初めて(初回)化学療法を行うため、この後に維持治療を行うことになります。 維持治療は原則、単剤で行われ、①初回化学療法で使用した薬剤のうち、副作用が少なく効果のあった1剤(通常、プラチナ製剤以外の薬剤以外の薬剤)を残して、それによる維持治療を行う継続維持療法と、②初回化学療法で使用していない抗がん剤を用いて維持治療を行う切り替え維持療法の2つの方法があります。これまでに①ではペメトレキセドとべバシズマブが、②ではエルロチニブが再発までの期間と生存期間をともに延長することが明らかにされて、維持療法薬として期待されています。 維持(メンテナンス)治療の考え方①従来の考え方:初発(1次)治療は化学療法で再発(2次)治療は2次化学療法で再々発(3次)治療は3次化学療法でした。最近の考え方:非扁平上皮癌(遺伝子変異陰性)では初発(1次)治療は初発(1次)化学療法(プラチナ併用療法)で維持治療はペメトレキセドоrべバシズマブоrエルロチニブで再発(2次)治療はドセタキセルоrペメトレキセド。しかし初回治療や維持治療でペメトレキセドを使用した場合は使えません。非扁平上皮癌(遺伝子変異陽性)では初発(1次)治療は初回(1次)化学療法(プラチナ併用療法で維持治療はペメトレキセドоrべバシズマブоrエルロチニブで再発(2次)治療は分子標的治療で再再発(3次)治療はドセタキセルоrペメトレキセド(高橋)