東京医科歯科大学の市民公開講座に行きました

東京医科歯科大学の市民公開講座に行きました

腰部脊柱菅狭窄症とロコモティブシンドロームの講演会に行ってきました。目的は「健康寿命を延ばす」ことです。 高齢者の受診順位は①高血圧②腰痛③虫歯だそうです。 厚生労働省での調査では、平均寿命と健康寿命との差は男性で9、13年女性で12、68年で要介護・要支援になった原因では運動器の障害が一番多く、23%です。脳血管障害は22%ですのでなんといっても足腰はとても大切だということでした。 ロコモティブシンドロームとは、運動器の働きの衰えから暮らしの自立度の低下を及ぼし、要介護や寝たきりをもたらすことです。運動器は3つあり、筋肉、関節、骨に分かれますが、筋量の低下(サルコペリア)関節軟骨の減少により変形性膝関節症腰部脊柱菅狭窄症、骨量の低下により骨粗鬆症が起こり、歩行障害が生じます。 腰椎疾患の基本的な症状として、間欠跛行があり、3種類の間欠跛行があり、血管性、神経性、腰痛性がありますが、腰痛性と神経性が合わさる場合が多いと言われます。 治療は保存治療と手術治療があり、保存治療は、薬物治療として消炎鎮痛薬、筋弛緩薬、ビタミンB12では2割くらいよくなり、プロスタグランジンE1は血流の改善の効果があり神経性跛行ならびに両下肢のしびれを伴う馬尾症状に短期間的に8割くらいよくなるそうです。神経ブロックでは神経根ブロック・仙骨硬膜外ブロックで長期的に改善する可能性があるということでした。(高橋)