東京都医師会の新型コロナウィルス感染症の講習会にいきました(第3回)

東京都医師会の新型コロナウィルス感染症の講習会にいきました(第3回)

感染リスクが高まる「5つの場面」

場面①飲酒を伴う懇親会等飲酒の影響で気分が高揚すると同時に注意力がていかする。また、聴覚などが鈍麻し、大きな声になりやすい。特に、敷居などで区切られている狭い空間に、長時間、大人数が滞在すると、感染リスクが高まる。また、回し飲みや箸などの共用が感染のリスクを高める。

場面②大人数や長時間に及ぶ飲食等。長時間に及ぶ飲食、接待を伴う飲食、深夜のはしご酒では、短時間の食事に比べて、感染リスクが高まる。大人数、例えば5人以上の飲食では.大声になり飛沫が飛びやすくなるため、感染リスクが高まる。

場面③ますくなしでの会話等。マスクなしで近距離で会話することで、飛沫感染やマイクロ飛沫感染での感染リスクが高まる。マスクなしでの感染例は昼カラオケなどでの事例が確認されている。車やバスで移動する際の車中でも注意が必要。

場面④狭い空間での共同生活。狭い空間での共同生活は、長時間にわたり閉鎖空間が共有されているため、感染リスクが高まる。寮の部屋やトイレなどの共有部分での感染が疑われる事例が報告されている。

場面④居場所の切り替わり。仕事での休憩時間に入ったときなど、居場所が切り替わると、気のゆるみや環境の変化により、感染リスクが高まる事がある。休憩室、喫煙所、更衣室での感染が疑われる事例が確認されている。

PⅭR検査は発症してから3日が一番正確に検査結果が出ます。(高橋)