補助的に温熱療法やマイクロウェーブ、マッサージなどで血流の改善や筋肉の緊張を和らげる理学療法もしばしば用いられ、原因によっては牽引療法やコルセットなどの装具療法を併用する場合もあります。ある程度症状が軽くなってからは体操やストレッチなどで筋肉や靭帯の緊張をほぐすと、関節の可動域や筋力の向上に有効です。
薬物療法は消炎鎮痛剤や筋緊張弛緩薬、末梢循環改善薬などを症状と原因にあわせて使用します。また理学療法や薬物療法で効果が見られず痛みが強い場合は神経ブロック療法も行われる場合があります。
保存療法と薬物療法を3ヶ月程度続けてもあまり改善がない場合は、腰部脊柱管狭窄や椎間板ヘルニアなど局所の神経への物理的圧迫の原因が明白な場合は手術も検討されます。
[坐骨神経痛の予防]: 坐骨神経痛は、軽度のうちなら体操などによって自分でも予防したりすることができます。ただし、強い痛みがあったり歩きにくい場合には自己流でやると悪化させてしまうことがあるので、必ず受診して医師の指導を受けてください。
坐骨神経痛の予防や改善には、ストレッチと筋肉運動が効果的です。ストレッチは背骨や筋肉などをほぐすことで、椎間板や脊柱管への負担を軽減する運動です。デスクワークや立ち仕事で同じ姿勢を続けることが多い人は、時々ストレッチをしましょう。(高橋)
